インフラエンジニアエンジニアの仕事

3か月でインフラエンジニアになるには?スクール、勉強方法について解説

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インフラエンジニアとは、システムが使える環境そのものを作ります。

インフラ(=infrastructure、生活基盤)の文字通り、システム開発にかかわる基盤なので、「動いて当たり前」の世界。

▼こんなのを作ったりする

インフラエンジニアの仕事

問題が発生すれば復旧作業するし、プレッシャーは大きいですが、仕事そのものはなくならないかと。

DBやネットワークまわりのインフラの知識に加えて、SQLが書けてプログラムを組むバックエンド側の作業もできれば、エンジニアとして無双。だんだんと年収は高くなっていったりします。

まとめ
  • インフラエンジニアとは、システムが使える環境づくりをする
  • DBの構築、ネットワークの設定(=サーバーを立てる)
  • 向いている人は、「システムを動かす環境をつくるために、作業に没頭できる人」
  • インフラエンジニアになるには、CCNAの資格をとって適性をアピール
  • スクールで資格とるなら完全無料のgeek jobか、サブスク型のウズウズカレッジ

インフラエンジニアとは?システムが使える環境づくりをする

インフラエンジニアとは、システム使える環境づくりをします。

仕事内容の例

大雑把に書くと、4つあります。

  • プログラマーがシステム開発できる環境づくり
  • 実際にシステムがお客様のもとで稼働する環境づくり
  • DB(データベース)サーバーの構築(⇒データを出し入れする箱「そのもの」を作る)
  • ネットワークの設定(サーバー・クライアントのやりとりができるようにLANの設定)
インフラエンジニアの仕事

例えば、上の図で言うところの「○○システムの開発サーバーを、IP:10.111.1.XXXで、△の権限がある人だけ接続できるように立ち上げておいて」みたいなのが、インフラエンジニアのお仕事です。

システムの中身ではなく、みんながシステムを使えるようにする

システムの中身を作るのではなく、システムを開発・実際に使うための環境づくりをするのがインフラエンジニアのお仕事。プログラムを書く機会は、あまりないです。

Windowsだと、パーティションをいじってCドライブとDドライブの容量を変更するようなコマンドにやたら詳しかったり。

あとは、WSUSサーバー(Windowsアップデートの更新プログラムを社内に配信する用のPC)作ってたりもします。

※「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)は?」と思った人もいるかもですが、「インフラエンジニアの領域か?」と言えば微妙なところ。「インフラ屋さんなしで開発やっちゃおうぜ」的なことをするのが目的なので、Ruby + AWSのようにバックエンド側の言語も学ぶのが普通。例えば、RaiseTechだとAWS以外にも、Javaやフロント側も学んで一つのゴールになります。

未経験でインフラエンジニアになるためには、CCNAの資格をとりつつ適性をアピール

未経験でインフラエンジニアになるためには、CCNAの資格をとりつつ適性をアピールすることが一番の近道です。

バックエンドエンジニアや、フロントエンドエンジニアだと

これまでの業務経験、なければポートフォリオ(作品)を見せてください

と言われるのですが。

インフラエンジニアの場合は、

  • 自宅にサーバールームをつくる
  • PC2台用意して、サーバー/クライアントのネットワーク共有する

みたいなことを技術の証明としてするのは現実的ではないので 汗。

※お金と時間があるなら、ぜひやってください。周りと差別化できるかと。

「最低限の知識は用意しました。適性もあります!」とアピールしつつ転職活動するイメージです。

※「転職に資格はいらない」的な意見が飛んできそうですが、未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、他に示す手段がないので、「(最低限の知識を勉強してて)適性あります」と言って、インフラの案件(SES中心にはなるだろうけど)に参画するのが一番手っ取り早いと考えます。

インフラエンジニアになるためのスクールは?【有料・無料の両方あり】

インフラエンジニアになるためのスクールは?

インフラエンジニア向けのスクールは3つ

「インフラエンジニア向けのスクール=CCNAを取るカリキュラムがある」とした場合に、あてはまるスクールは3つです。

Geek jobネットビジョンアカデミーウズウズカレッジ
入会金0円0円
※シェアハウス代38,000円
入校月前月の家賃を負担
0円
授業料0円
※Geek job経由で
転職することが条件
0円
※ネットビジョンアカデミー
経由で転職することが条件
33,000円(税込)の月謝制
受講期間3か月程度2か月1~3か月
無料相談会こちらのページこちらのページこちらのページ
転職保証△(転職サポートはあり)
強みオンラインで講座が完結
インフラエンジニアになる
と決めているなら完全無料
地方⇒上京
で転職活動する人向けに
シェアハウスが用意
UZUZ就活チャンネル
でYouTubeを運営。
受講料がかかるかわりに
転職の強要はされない。
おすすめ度★★★★☆(4.5/5)★★★★(4/5)★★★★(4/5)
評判・口コミを見るウズウズカレッジの評判

※「資格くらいは独学でとってやる!」という人なら、スクールは不要かと。

有料と無料のスクールのどちらを選べばいい?

インフラエンジニアになるにあたって肝心なのは、CCNAをとることであって、有料・無料どちらでも問題なし

  • スクール経由で転職、無料で済ませたいなら、geek job
  • なるべく早くインフラエンジニアになりたいなら、ネットビジョンアカデミー
  • 転職活動はじっくりと自分で。お金かかってもいいなら、ウズウズカレッジ
  • スクール経由の求人ってブラックそうと思うなら、ウズウズカレッジ

を選ぶイメージで。

CCNAを取ったあとは、適性をきちんとアピールできれば、転職活動もスムーズに。わりとすぐ内定は出るかと。

インフラエンジニアに向いている人

どんな適性をアピールしたらいいの?

インフラエンジニアに向いている人は、下記の通り。

  • ものごとの全体像をつかむのが得意な人
  • 残業(夜間の作業や休日出勤)が苦にならない人
  • プログラミングをしない作業がメインでも問題ない人

ざっくりと言えば、「システムを動かす環境ができあがるまで、作業に没頭できる人」に適性あり。

資格をアピールするのではなく、適性をアピールしてください。

「ありがとう」と直接言われることは少ないかもしれませんが、サーバーが当たり前に動くよう、システムのインフラを陰で支えることにやりがいを感じるのではと思っています。
前職ではルート営業と新規営業の2つがありましたが、チーム全体でSlackなどのチャットツールを導入しつつコミュニケーションをとり新規顧客開拓をするほうが得意でした。

みたいに、アピールすればいいかと(うまい例が思いつかなかったけど、そこはごめんなさい)。

ものごとの全体像をつかむのが得意な人

適性があるといえる人は、ものごとのものごとの全体像をつかむのが得意な人。

点と点の断片的な知識ではなく、「●●だから、こう」のように線として理解ができること。

最終的には、人に説明するときに図で書けるレベルになるのが望ましいです。

インフラエンジニアの仕事

残業(夜間の作業や休日出勤)が苦にならない人

残業(夜間の作業や休日出勤)が苦にならない人もインフラエンジニアに向いている人。

システム開発のインフラは、「動いて当たり前」なので裏を返せば、インフラが動くまで残業となるのが苦でないというのが一つ。

なんだか、プレッシャーがすごそう・・・

電気やガスが止まれば、どうなるかを考えれば、たしかに責任重大なお仕事です。

そして、もう一つがネットワークの設定だったり開発インフラを整えるときは、「他の人が作業していないとき」や「業務に影響がないとき」にやることも多いわけで。

たとえ作業が長引いたり、深夜や、休日となっても構わないよ」と言う人のほうが向いています。

プログラミングをしない作業がメインでも問題ない人

そして、プログラミングをしない作業がメインでも問題ない人。

バックエンドエンジニアであれば、JavaなりRuby。フロントエンドエンジニアだと、JavaScript(よく使われるフレームワークのBootstrapやAngularJSが使えること)も含めて、プログラムを書きます。

バックエンドエンジニアとインフラエンジニアの違いは?【どちらも裏方】」でも書いていますが、どちらかと言えば「バックエンドやフロントエンドのエンジニアが開発を行うための環境づくり」がインフラエンジニアの役割になります。

インフラエンジニアになって、プログラムを書きまくる!

みたいに思ってるとしたら、「環境づくりがメイン」と言うのは頭にいれておいてくださいね。

インフラエンジニアの将来性は、求められることに対応できれば高い

インフラエンジニアの将来性は高いの?

どちらかと言えば、高いです。

開発インフラの仕事がなくなることはない

なんだか、あいまいな言い方

ってなったと思いますが、「システム開発のインフラを整備する仕事がなくなることがない」と言う点から見れば高いです。

仕事はなくならないが、インフラ1本は少数派

ただ、エンジニアを5年やってきた筆者の肌感覚だと、インフラ1本で生きている人は少ないのも事実。

「データベースの構築だけでなく、SQLも書いてバックエンド側の開発に入っているうちに、プログラマーもできる」みたいに、いろんなことをこなせる人が多く。

※他にも、プロジェクトの進捗管理を任されているインフラ屋さんにも会ったことあります。

「インフラだけやってれば、それでいい」という考えは、黄色信号。

インフラ+何かを自然にこなせれば、将来性は高い

反対に言えば、インフラのお仕事はなくならないので。

あまりエンジニアの枠組みにとらわれず、「何でも屋さんになってやる。どんな作業でもやる」くらいの気持ちで作業すれば、おのずと年収となって跳ね返るかと。

開発インフラに強いことに加えて、他に求められることに対応できれば、将来性は高いです。

まとめ
  • インフラエンジニアとは、システムが使える環境づくりをする
  • DBの構築、ネットワークの設定(=サーバーを立てる)
  • 向いている人は、「システムを動かす環境をつくるために、作業に没頭できる人」
  • インフラエンジニアになるには、CCNAの資格をとって適性をアピール
  • スクールで資格とるなら完全無料のgeek jobか、サブスク型のウズウズカレッジ

当サイト推奨のオンラインプログラミングスクール

当サイトで推奨する、プログラミングスクール3社を紹介します。

転職保証コースがあるスクールも多いですが、料金が高いので。「転職活動は自分でするよ」という前提で、テックアカデミーとCodeCamp。

次にAIエンジニアを目指せるAidemy(転職保証あり)の順としています。

Tech Academy(テックアカデミー)

フロント・バックエンド両方の言語に対応。
わからない点はSlackで気軽に質問可能。
料金を考えてもコスパNo.1のスクール。
無料体験後なら全コース1万円引きになる。

CodeCamp(コードキャンプ)

フロント・バックエンド両方の言語に対応。
7~23時のスキマ時間にオンライン学習可能。
説明会参加後に全コース1万円引きになる。

Aidemy(アイデミー)

人気急上昇中のPython特化型スクール。
200~300時間程度オンラインで学習。
8日以内の返金保証付き。無料講座もあり。
※教育訓練給付制度を使い正社員転職で70%還元

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